新しい紅茶の入れ方

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紅茶を淹れる際、茶葉がジャンピングするのには98度以上、本来の成分・香味が出るように紅茶液を浸出するのにはできるだけ高温で蒸らすようにと言われます。実験では、沸騰したお湯に5分間浸されだけで、カフェインの82%、タンニンの38%が抽出されたそうです。
(すみません実験した訳じゃありません、受け売りです。)

「やかんをポットのところに持っていくのではなく、ポットをやかんのそばに持っていく」
本当にこれがおいしいのかどうかの問題は別の機会に検討するとして、紅茶を淹れるには高温ほど望ましいとして入れ方を追求してみたいと思います。

ところで、一般的な入れ方でポットに熱湯を入れたら何度になっているんでしょうか。

ポットは事前に温めずに常温のままで、沸騰中の熱湯を注ぐ → 9度低下
ポットは事前に熱湯で温めて、沸騰中の熱湯を注ぐ → 6度低下

すでに、温度不足です。うーん何とかならないものか。。。
考えました。

電子レンジで直接、水から沸騰させる。


電子レンジを使って直接沸騰させてしまえば、ポットに入れる際に温度が下がることもありませんし、沸騰するときにはポットも暖まっているので、事前にポットを暖める熱湯も必要ありません。唯一、問題点があるとすると大量に紅茶を作るときに時間がやたらかかるくらいでしょうか。

ちなみに、私の場合、一杯の紅茶では、茶葉が吸収する分を含め170mlの水を入れ、電子レンジで約4分で沸騰します。

この方式に変えてからは紅茶の摘出時間が、一般的にいわれているのより遙かに短い時間で十分抽出できるようになりました。(時間管理が難しいですけど)