水質(軟水/硬水)による紅茶の違い

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軟水、硬水によって紅茶の出方がかわるといわれてますが、本当なんでしょうか。実験してみました。
まずは水を用意。

 

側が軟水代表、サントリーの「南アルプス天然水」硬度30mg/L
手に入れやすさを考えるとこれかなと。ディスカウントショップで安かったのもあるけど。
右側が硬水代表、室戸海洋深層水(株)の「室戸の水」硬度416mg/L
これだけ硬いとにがりっぽい味がするのが飲んだだけでわかりますね。直接飲む以外に使い道がないような。(深層水は硬水じゃないっ。というご意見もあるかもしれませんが、まあミネラルがいっぱい解けているという点で、似たようなもんということで許してください。)
それぞれ170mlをポットにいれます。
そして電子レンジへ。2杯分なので約8分程度とします。ほんとは途中で沸騰するけど。
 

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沸騰したかどうかは、みてるとガラスに湯気がつくのでわかります。写真でわかるかな。(写真左上)

で、沸騰させている間に茶葉を量ります。(写真左下)
0.1g単位で量れます。このためだけに2万円もかけて、このポケットスケール(写真右上)買いました。(まさに馬鹿です)

写真では2.5gを量ってます。ちなみに紅茶はレピシエのダージリンPure Darjeeling VICTORIA FALLSです。(カンはSINGTOM01-1ですが、すでに飲んでしまいました)

そして沸騰したてのポットのお湯に一気に入れます。


時間はきっちり計りましょう。ちなみにこのときお湯が多いと、入れた茶葉で沸騰がさらに始まり、お湯がこぼれそうになり危険です。ぎりぎり一杯のお湯はポットに入れないように。(ほんとに危険です)

そして入れた結果は。。。(写真右下)

左側が軟水、サントリーの「南アルプス天然水
右側が硬水、室戸海洋深層水(株)の「室戸の水」
左の方がちょっとだけ水色が薄いのがわかりますか。左側の軟水の方が渋みも少ないです。
同時ならわかるんだけど、片一方だけ出されるとちょっとわかるかどうか。
ちなみにさめても同じく、左側の軟水の方が渋みが少ないです。

※ダージリンは高温で入れずに、もう少し低めの温度で香りを楽しむというのもありますが、
あえてここは高温でいれてみました。ウバとかなら、高温で入れると面白いです。