桃の香りは桃じゃない!!
香料については前からかなり気になってました。
特に言いたいのがジュース。大抵のジュースは季節の影響を受けないように
するため、濃縮還元果汁がほとんど、大抵のスーパーで売っている普通の値段の
ジュースを見てみてください。濃縮還元果汁って書いてあります。
するため、濃縮還元果汁がほとんど、大抵のスーパーで売っている普通の値段の
ジュースを見てみてください。濃縮還元果汁って書いてあります。
ところで濃縮(還元)果汁はどうやって作るのか。
高いところに行くと、水の沸騰する温度が低くなるというのは、
ちょっと詳しい人なら知ってると思うんですが、
それをすすめて、さらに気圧を下げると、さらに低い温度でも水が沸騰して蒸発する。
そうやって、果汁を高い温度にすることなく、水を抜いていくわけです。
ちょっと詳しい人なら知ってると思うんですが、
それをすすめて、さらに気圧を下げると、さらに低い温度でも水が沸騰して蒸発する。
そうやって、果汁を高い温度にすることなく、水を抜いていくわけです。
何でこんなコトするのかというと、輸送を楽にするのと、多分濃縮しておけば
ジャムと同じで腐りにくくなる。そして、これが最も大きいの
ですが、冷蔵しながら保管しておく場所が少なくてすむからです。
果汁の9割以上は水なんで、濃縮すれば1/5とかの量にできます。
ジャムと同じで腐りにくくなる。そして、これが最も大きいの
ですが、冷蔵しながら保管しておく場所が少なくてすむからです。
果汁の9割以上は水なんで、濃縮すれば1/5とかの量にできます。
だって1ヶ月程度の間の安い時期に買いためて、
その後1年間ずっとそれを小出しに出していかないといけないので、
100%のままの果汁で保管すると言うのは、冷蔵代や腐らないようする
努力を考えると、コストがかかりすぎるのは分かるんですが。
その後1年間ずっとそれを小出しに出していかないといけないので、
100%のままの果汁で保管すると言うのは、冷蔵代や腐らないようする
努力を考えると、コストがかかりすぎるのは分かるんですが。
しかし、ここで考えてみてください。
香りというのは、通常の温度ですら、揮発するから、鼻で嗅げるわけで、
それを、水すら沸騰するようにして出てきた気体は全部捨てると、
香りの揮発成分はどこへやら、まあ、ほとんど残らないでしょうね。
香りというのは、通常の温度ですら、揮発するから、鼻で嗅げるわけで、
それを、水すら沸騰するようにして出てきた気体は全部捨てると、
香りの揮発成分はどこへやら、まあ、ほとんど残らないでしょうね。
というわけもあって、揮発成分が抜けて香りが無くなるのは当然なんですが、
その分を香料を使って無理矢理補うわけです。
その分を香料を使って無理矢理補うわけです。
だから、スーパーで見てみてください。濃縮還元果汁には、ほとんど間違いなく
「香料」って書いてありますから。
「香料」って書いてありますから。
しかし、問題はこの香料、植物も生き物だから、複雑な揮発成分の組み合わせのはずなのに
工業的につくれる範囲の香料まぜあわせてるんで、香りが明らかに違います。
工業的につくれる範囲の香料まぜあわせてるんで、香りが明らかに違います。
リンゴや柑橘系はまあ、似てるといえば似てますが、
絶対、あんな香りじゃないですってば。
せっかく100%果汁なのに、台無しです。
しかし、何で、みんな文句言わないんだろう。
メロンやバナナ、モモの香りは、ちがうだろ!!
と言いたくてしょうがない。絶対、あんな香りじゃないですってば。
せっかく100%果汁なのに、台無しです。
しかし、何で、みんな文句言わないんだろう。
と、いうことで嘘の香りは嫌いです。
ストレート果汁というのが
(たとえば農協ストーレート果汁とか)
売られているので飲んでみると、本当の香りというのが
どういうものだか分かります。
ストレート果汁といえども短時間、加熱殺菌されているので、
本当の絞りたてに比べると完全に一緒ではないんですが。
(たとえば農協ストーレート果汁とか)
売られているので飲んでみると、本当の香りというのが
どういうものだか分かります。
ストレート果汁といえども短時間、加熱殺菌されているので、
本当の絞りたてに比べると完全に一緒ではないんですが。